第10回日独泌尿器科会議

第10回日独泌尿器科会議を神戸,大阪の2教授とともに関西で主催する機会をいただいた.

3年に一度開催される会議で,ドイツのRudolf Hohenfellner 教授と兵庫医大の生駒教授が30年前に創設された.今年はドイツから14名の高名な泌尿器科医が同伴者とともに参加された.研究会ではドイツ泌尿器科の外科臨床に対する熱意とレベルの高さを肌で感じることが出来た.

梅雨時期の開催とあって天候が心配であったが,直前の天気予報がみごとに外れ,また時季外れの台風も日本列島から遠ざかったこともあって,逆に真夏なみの暑さとなった.毎回感じることではあるが,ドイツ人は明るく元気である.神戸,京都,大坂を巡る,まるまる1週間の強行軍であったし,たいへんな暑さであったにもかかわらず,つねに笑いが絶えることはなかった.また,旺盛な食欲とお酒の量のすごさに驚かされる.

3年後はThuroff 教授(Mainz) とFisch 教授(Hamburg) がホスト役となってドイツで開催されることが決まった.