スラダン世代

昨年の11月から研修させて頂いている医員の飛田(ひだ)です。

退職前にブログを書いてくださいとのお達しがありましたので、僭越ながら書かせて頂きます。

皆さん自分の趣味について書かれているので、私もその流れに逆らわずに趣味について書こうと思います。

私の趣味は“バスケットボール”です。

私が小学生の時はちょうど週刊少年ジャンプでスラムダンクが連載されており、いわゆる“スラダン世代”ど真ん中で、周りでは野球・サッカーよりもバスケ少年が多かったように思います。さらに当時はマイケル・ジョーダンの全盛期でもあり、おそらく最もバスケがフューチャーされていた時期なんじゃないかと思います。

さて、皆さんスラムダンクはもちろん読破されているかと思いますが、この漫画は今や巷では人生哲学書とまで評価されており、“スラムダンク勝利学”といった本まで販売されている始末です。(この間も同世代である修練医のS先生とどの名言が好きか熱い議論を交わしました。)

ところで話が変わりますが、私がなぜ4月からでなく、11月から研修しているかと申しますと、“転科”をしたからです。

医師の転科というのはなかなか人生において大きな決断でありまして、スラムダンクの言葉を借りるならば“ダンコたる決意”(25巻参照)が必要でした。

そのような決意で京大泌尿器科に入局し、現在、“(膀胱鏡の)左手はそえるだけ・・・”(31巻参照)とか勝手に思いながら研修を行っています。

このように日々研修していますが、また一からということで焦りを感じることもありつつも、来年度からは関連病院に赴任となりまた新しい環境となります。

そんな私の心境にピッタリな名言が、

『まだあわてるような時間じゃない。さあ、いこうか。』(19巻参照)

これからもスラムダンクを片手に頑張っていきます。

文責:飛田