秋のレクリエーション 伏見の旅

 10月20日、毎年恒例の泌尿器科秋のレクリエーションが開催されました。近場でなにかおもしろいものということで、毎年幹事にとって悩みの種になる行事ですが、今年は副医局長の山崎先生が思いついてくれた伏見十石舟と鳥料理という企画で出かけることとなりました。朝から降っていた大雨も午後には小雨になり、きっとみんなの日ごろの行いがよかったのだろうと思います。

 十石舟は、こんな天気ならだれも乗っていないのだろうな(もしかして本日は中止なんてこともあるかも)と思って行くと、結構乗客がいました。我々の後に飛び込みで8人の団体さんがこられていたので、もしかして穴場スポットなのかもしれません。団体で行く人は予約していくことをお勧めします。

 舟はゆったりと運河をめぐりながら三栖閘門へと到着します。今はひっそりとたたずんでいる閘門横の資料館ではおじいさんが、地元の歴史マニアなのかと思うぐらい詳しく伏見の歴史を披露してくださいました。中書島の辺りって昔は川がたくさんあって、水上交通がとても栄えていたんですね。近いようであまり訪れたことがなかったので新鮮でした。三栖閘門はパナマ運河と一緒の構造ですという今日一のトリビアもいただきました。素朴な閘門の模型も我々のささくれ立った心を和ませてくれました。そして宇治川のほとりで、周りには何もない・・・哀愁がただよう閘門のそばでみんなで集合写真もとりました。今手元にないので、入手したらいつかアップしたいと思います。

 その後、鳥料理をいただくために鳥せい本店にお邪魔しました。十石舟からは歩いてすぐのため、その前に酒蔵とかも少し回りたかったのですが、時間が遅すぎて閉館されていました。これは幹事のリサーチ不足でみんなに迷惑かけてしまいました。酒蔵巡りしたい人は日の高いうちにめぐる必要ありですのでご注意ください(日の高いうちから酔っぱらう可能性もありですが)。鳥せいでは、鳥なべ料理をおいしくいただきました。お店のひとが、結構なボリュームなのでみなさん食べられるかと言われた直後ぐらいに鍋がほとんどなくなっているところもあり、みなの胃袋の若さに驚かされました。お酒もぐいぐいのんで、結構大変でしたが、無事に帰宅し今ブログ書いてます。

 京都周辺巡り、意外と面白いかもしれません。

文責 松井