雪の夜に想う

金曜日の夜になると少しほっとする。
明日から束の間の休みである週末だから(大半は学会等でつぶれるけど)。
今夜は大学院生と一緒にマウスの解剖をする約束があるので、早めに仕事を切り上げた。夜9時半に彼の研究室に行き、マウスの膀胱、前立腺、尿道を採取する方法を伝達した。
その後、僕と彼と彼の実験仲間といっしょに夜の11時から一杯。

雪の大文字大学院生も自由な時間を使える反面、研究の成果を期待されているため、結構精神的にも大変だよね。
お酒とおいしいものを食べ、英気を養い、午前1時に店を出た。
するとびっくりするくらい大雪。京都では久しぶりに5cm以上積もった感じ。今年は各地で大雪。
とくに震災に見舞われた地域の人たちは厳しい冬であろう。いろいろな面で早く“春”が訪れてほしいと切に願う。
そして僕は、大学院生の彼にも早く実験の成果の“春”が訪れて欲しいと願った (文責:助教 井上貴博)。