医員のお仕事 番外編

医員の船田と申します。京都大学泌尿器科の研修プログラムは4年間のうち1年間を大学で過ごす内容となっております。私は入局して4年目の今年度より大学で働くことになり9か月が過ぎました。あっと言う間の9か月でした。思い起こせば色々なことがありました。辛かった事ばかりが思い出されますが・・・。

そんな医員のため、毎年1月の3連休に病棟業務がフリーとなり、2泊3日のスキー旅行に参加することができます。今年で16年目とのことです。近年は北海道のニセコが定番となっており、今年もニセコに行くことになりました。参加は小川教授、大学院生、関連病院の先生方、医員など総勢14人でした。

個人的には20年ぶりのスキーでもあり、その間に寒さが辛い年齢となってきました。しかも、去年の第15回目スキー旅行では、「リフトに乗せられて頂上に着いたものの上級コースのため、下山するのに3時間かかった。のどの渇きを潤すため雪を食べた。」という新田次郎の小説に出てきそうな悲劇も起こったようで、行くまでは少し憂鬱でした。

暖冬と言われているにもかかわらず、ニセコの積雪は十分でした。ホテルに着くと早速着替えてゲレンデに向かい、滑り始めました。かなり久しぶりで心配でしたが、体は覚えているもので、どうにか降りてくることができました。雪質も良く、ほとんど素人の自分でも十分にスキーを楽しめました。

ホテルの温泉も食事もとても良かったです。特に露天風呂は外の雪景色を見ながら、晩酌もでき最高でした。2日目の夕食は、毎年恒例のジンギスカンです。今まで北海道で食べてきたジンギスカンとは違い、厚切りでとても美味しかったです。医員のテーブルは注文しすぎ、最後は食べ過ぎで気持ち悪くなりましたが・・・。

その後は毎年恒例の宴会です。大部屋に14人が集まり大いに盛り上がりました。泌尿器科医14人が一つの部屋に集まるとこういう話にならざるを得ないか、という内容で活発な議論が交わされました。残念ながら詳細はブログに載せることはできませんが。

そんなこんなで2泊3日があっという間に過ぎました。「30歳過ぎてスキー合宿とかキツいっす」と行く前は心配でしたが、行ってみるとアリでした。あまりお話することのなかった先生方とも話すことができ、とても良かったです。

ニセコから帰って2週間が経ちこのブログを書いています。すでに日常が戻り忘れていたPHSの着信音を思い出しました。「医員のお仕事 日常編」がまた始まっております。

最後に、小川教授、幹事の先生、御参加いただいた先生方、留守中病棟業務をしていただいた助教の先生方にこの場を借りて改めて感謝いたします。本当に楽しかったです。ありがとうございました。

文責 船田