京都で過ごした8年間

はじめまして。初期研修2年目の鶴田将史と申します。スタッフブログの編集長に声をかけて頂き、僭越ながら近況などをご報告させて頂きます。

初期研修医としてのこの2年間は、京都大学医学部附属病院で様々な診療科を1-2ヶ月毎にローテートしながら研修を行いました。泌尿器科の先生方の雰囲気の良さ、手術の多彩さなどに惹かれて泌尿器科へ進むことに決めまして、この4月から泌尿器科へ入局し、いよいよ専門的な研修が始まります。4月からは岡山県倉敷市にある倉敷中央病院で研修をさせて頂くこととなりました。

私はもともと長野県の出身でして、京都には大学時代を含めて8年間暮らしていたことになります。8年間というのはなかなかに長い期間です。身体も長野の冬の寒さを忘れ、最近では京都の冬の寒さもつらく感じるようになりました。また、いま話題の冬季オリンピックも、バンクーバー、ソチ、平昌と京都のテレビで3回観戦しました。バンクーバーオリンピックの時には浅田真央選手ら同年代の選手や自分よりも年上の選手が多く活躍していたのが、最近の平昌オリンピックで活躍している選手はほとんどが自分よりも年下となってしまいました。

この京都で過ごした8年間は非常に充実したものでした。大学時代は水泳部に所属し、毎朝7時に一乗寺にあるプールまで自転車で30分程かけて通っていました。おかげで体力もつき筋肉もつきましたが、泳がなくなってからはどんどんと筋肉が脂肪に置換されてきており、何とかしなくてはと焦っております。研修医としての生活は大学時代と比較すると当然のことながらとても忙しいものでした。その中で、友人に誘われてゴルフを始めたのは私の中で大きな出来事でした。始めるまでは何が楽しいのかと思っていましたが、今ではすっかりゴルフの魅力に取りつかれてしまい、特に忙しい診療科で研修している間も何とか週に1回程度は時間を作ってゴルフの打ちっ放しに行ったりしています。

これほど充実した8年間を送ることができたのは、ひとえに京都で出会った方々のおかげです。一人で長野から京都へ出てきた時には非常に不安でしたが、大学では同級生、先輩、後輩に恵まれ、初期研修では指導医の先生方、同期に恵まれました。4月からはまた倉敷という初めての土地へ行くこととなり不安もありますが、倉敷でどのような方々に出会えるのか楽しみにしながら、研修生活を頑張りたいと思います。つらつらと駄文を失礼いたしました。

文責 鶴田将史