そだねー

こんにちは。この4月から一応スタッフになります北です。まだ大学院4年生の身分ですが、3月のブログを埋めねばとのことで筆を執らせていただきます。

研究の後始末だ、論文投稿の準備だ、臨床に戻る準備だとやらなきゃいけないことは山積みなのですが、オリンピックにどっぷりはまってしまいなかなか進みません(この原稿も…)。

4年に一度しかないチャンスに照準を合わせた選手たちが、その一瞬に見せる輝きやドラマに心奪われてしまうのです。ここに至るまでに日々たゆまぬ努力を続けてきたのだろうな、見習わないとな、よしマウスのケージ交換しに行くか、、、と夢見る37歳も励まされました。レジェンド葛西紀明は49歳でのオリンピック出場を目指すようです。負けていられません。羽生選手のちょっと芝居がかった金メダルも、小平選手の爽やかな金メダルも、高木菜那選手の岩田康誠ばりのイン差し金メダルもどれも印象的でしたが、もっとも私の貴重な研究時間を奪ってくれたのはカーリング女子でした。彼女たちのキャラクターやゲームとしての面白さに魅了され、オリンピック終了後の今でも関連情報をネットで拾ってしまいます(私だけではないのでは、、、)。みなさんメディア対応も上手で、特に吉田知那美選手の凱旋スピーチには、涙腺をやられてしまいました。

「正直この研究室昼間誰もいないよね(笑)この研究室にいても絶対“夢はかなわない”って思ってました。だけど今は、ここにいなかったらかなわなかったなって思ってます。若手の先生たちもたくさんいろんな夢があると思うけど、場所とか関係なくて、大切な仲間がいたり家族がいたり、どうしてもかなえたい夢があるとか、この研究室でもかなえられると思います。」

私もこんなスピーチができるよう、この研究室から世界に発信できる大きな仕事をいつかみんなと成し遂げたいと思います。

では、ケージ交換行ってきます。