ソチオリンピック

京大泌尿器科ブログに最初に投稿してから久しぶりの登場です。

ソチオリンピックでは日本人選手、一生懸命頑張ってくれましたよね(on timeで競技をみることはほとんどなかったのですが、ニュースなどでそう感じました)。でも、ひとつだけ違和感を覚えたことがあります。

浅田さんや高梨さんが競技する前あるいは後のインタビュー時に言っていた“これまで支えてくれた人のために頑張りたい・・・”、“これまで支えてくれた人のためにメダルを取りたかった・・・”という表現です。確かに謙虚で聞こえはいいのですが、世界レベルの選手としてなんか物足りなさを感じます。

アイススケートもジャンプ競技も個人競技ですよね。“自分のためになにがなんでもメダルを取りたいです”とぎらぎらした目で言ってほしいものです。控えめな気持ちでは世界のトップには立てないのではないかと感じてしまいました。確かに彼女らを支えた人はたくさんいるであろうし、その人たちがいないと彼女らも世界の舞台には立てなかったでしょう。でも彼女らは才能があり、血を吐くほど努力をしているからこそオリンピックという世界の檜舞台にあがっているはず。だとすれば“何が何でも自分が、、、”と言ってもいいのではないでしょうか。あまりにも優等生すぎる発言で物足りないと感じたのは僕だけでしょうか。

その点 ACミランに移籍した本田選手が移籍時にインタビューに対して発言した内容は プロとしての自信と世界のトップレベルで活躍する凄みを感じました。

いずれにせよ、世界で活躍する日本人選手をみるとこちらも元気になるので、みなさん頑張ってほしいものです。

文責 井上