泌尿器科学会総会 in 神戸

このブログシリーズの愛読者?には、将来泌尿器科医になろうと強く志している方も多数おられることを夢想しつつ、今回は少し国内での学会のお話を…

学会、研究会は泌尿器に関係するものだけでも結構たくさんあります。中心となるのは年1回開催される日本泌尿器科学会総会。地区で分割されて東部や中部などの総会があり、さらに細かく分割されて関西地方会など。
分野に特化したものだと泌尿器内視鏡学会、排尿機能学会、臨床腎移植学会、癌治療学会etc.・・・書き出すと大変なので、この辺で。学会は日々の臨床や研究成果を発表するだけでなく、日進月歩する知識・技術をキャッチアップする場なわけです。

各地で開催されるので旅行気分がないわけではないのですが、世界屈指の高速鉄道でどこでも日帰り可能な今日、如何せん発表・勉強に精を出し?夕から宴で旧交を温めているとなかなか時間が・・・。

ということで、4月下旬に参加した泌尿器科学会総会の話。
神戸。いくら私の出身が兵庫県とはいえ、神戸出身の方が“出身は神戸です”と答えられるのを聞くと、その隔たりが極めて大きいことに気付く街。結構近いのに不思議なことに最近なぜかまったく出かける機会がない。実に6年ぶり。幸い天気にも恵まれ、週末の三宮は人、人、人・・・。

会場はポートピアの神戸国際会議場・ポートピアホテル。さまざまな企画が盛りだくさんでこの総会も年々盛況になっていくように感じる。懇親会でのS田先生の奮闘に関しては近い将来このブログで必ず報告されるはずなのでご期待いただきたい。今回は学会の参加・発表以外にもN村先生とアメリカから来日されたDr.との昼食会にも同席させて頂いた。S川先生おススメの神戸牛鉄板焼きの店、ウッとろける。いやいや、やはりテキサスティーボーンステーキとは歯に対するいたわりが違う。その後観光タクシーに乗り、神戸の街をご案内。実は京都に住んでいながら京都の名所を巡っていないのと同様、以前に1年程三宮に通学していたのにまともに見て回ったのは今回が初めてかも。よくよく考えると異人館もその素敵さ?を海外の方に説明するのは意外に難しい(海外では普通といえば普通の建物ではあるだけに・・・)。

今回は2泊と珍しく長めに滞在しましたが、直前に手配した宿泊先がビジネスホテルのはずが実はビジネスプランのある面白い宿?だったりと何か軽いトラブルが起こるわけだが、それがまた物理的にも精神的にも新開地なところ。

最近では学会の規模が大きくなり、数千人規模で開催可能な会場が日本では数か所に限られてきている。本当は毎回、自分からはなかなか訪れる機会のない地を訪れて、初めてのものを目にしながらおいしいものをいただく、やはりこれに勝るものはありませんね。
学会旅に出る、そういうこともモチベーションアップに繋げながら日々頑張るのも大切なことかもしれません。

助教の山崎でした。